手のかかる子供の成長、私の成長

 

こんにちは!maruです。

先日、子供が学校の調理実習で作ったおかずを、家でも作ってくれました。

私は本当に胸がいっぱいで、涙こそ出ませんでしたが、彼の成長に感動しました。

イライラの子育てだっていつかは終わる

私の過去のブログや記事を見てもらうとお分かりになると思うのですが、彼は本当に小さい時から手がかかる子供でした。

ハッキリとした病気は無いものの、生まれたときから斜頸(首の筋肉が突っ張って、結果、首が少し曲がる、姿勢が悪い。手術済)、アトピー、喘息、突然出てくる鼻血と嘔吐、それから発達障害、今現在は、永久歯の数が人より少なくて入歯を作るか検討中(将来的にはインプラントしかありません)。

どれ一つ取っても、そんなに重症でもないし、もちろん、もっとご苦労されている方は大勢いらっしゃいます。

でも、発達障害と診断されるまで、毎日何をしても怒られ続けていた彼にとって、毎日は生き辛く、決して楽しい物ではないようでした。

ネット学習の記事でも書きましたが、学校の勉強についていけず、不登校になりかけたこともあります。

本当にたまに彼がキレて言う言葉は「自分は人よりも不利に生まれてきた」。

確かに、性格も内気で、不器用。集中力もなく、何をやってもすんなりといかない。いつも何かの薬を飲んでいる、病院にかかっている状態。

私も未熟な母親なので、優しくしてあげたい、理解してあげたいとおおらかな気持ちで接する日もあれば、怒鳴ったり文句を言ったり、泣いてしまったり、何をどうしていいのか分からない日も交互に来たりします。もちろん、色んな本を読んだり、発達障害の知識が増えた今でもそうです。

そんな息子が、家族の為に家庭科で習ってきたミートパイを作ってくれたのです。

息子がつくったミートパイ

いきなり息子の成長を感じた日

そう、彼は優しい子なんです。人に何かをしたい、喜んでもらいたいと人一倍思う子供なんです。

いつもは彼に振り回されて、ため息ばっかり出している私ですが、じっくり考えると家族の中で一番優しいんです。

自意識が低くて「自分なんか何も出来ない」と思っている彼が、家族に喜んでもらおうと一生懸命にミートパイを作ってくれました。

材料はほとんど家にあるもので良かったのですが、パイシートだけはありません。

彼が学校から帰ってくるまでに買っておこうかな、とも思いましたが、今回はすべて彼にやらせようと決心しました。

何でも先まわりにやってしまうのが、私の悪い癖です。今回は全て彼1人でやらせて、自分1人で出来るという達成感を味わってほしかったのです。

なので、パイシートは学校の帰りにスーパーで買ってくるように言いました。

パイシートなんて普段買わないので、どのコーナーに行けばいいのか分からず不安そうでしたが、スーパーの中の製菓材料店にあるとだけ教えて彼に任せました。(これでも甘いかな、でも、お店の人に中々聞けず、何十分も店内をウロウロしている彼のイメージが見えたので、、)

結果、ちゃんと買うことが出来て彼もちょっぴり自信が付いたようです(、、、っって!!本当に私は彼を幼稚園扱いしていますよね、もう高校生なんだから、本当に手を離さないといけませんね。)

レシピは学校で配られたプリント通り。作り方も一度体験している。だから後は彼にお任せ。(とはいうものの、やっぱり玉ねぎのみじん切りはやってあげたし、オーブンの予熱もこっそりやってしまいました!!)

その他すべて、本当に彼1人でやらせたのです。

あんなに手がかかっていた彼が、人のために何かを作ろうと思う。

これが成長なんだなあと、本当に感動したのです。

幸せな人しか人を幸せに出来ませんか!?

人は自分が幸せじゃないと、人に優しく出来ないって聞きました。心の中に幸せの貯金が溜まって、あふれた利子で人を幸せに出来るんだって。だから、人を幸せにする前に自分を幸せにしましょうって。

でもね、あえてそうとも言えないなあと思うんですよ。

全く自分に自信のない息子。毎日どうして学校に行かなくちゃいけないのかと泣いていた息子。生きていてゲームしか楽しいことが無いと言い切った息子。これは昔の話でもなく、つい最近の彼の言動です。

私自身、落ち込みやすく、浮き沈みの激しい方ですが、セルフイメージを上げる練習や色々な本や教材を学習して、何とか自分をもりあげて頑張っているつもりです。でも、息子に対してはそんな知識も通じません。何を言っても(反抗期特有の)独特な口答えで反論してくるのです。

それでも彼は、自分が美味しいと思ったから家族に作ってくれた。食べて「美味しい」と思った小さな幸せを、家族にも盛大におすそ分けしてくれたのです。

もう、その事実だけで日ごろのモヤモヤは晴れてしまいました。確かに私は、彼から幸せを貰いました。

親は贅沢です。普段勉強しない子が30分勉強しただけで、じゃあもう30分頑張ろうなんて言っちゃう。少し足が速いと、一番になって!と願ってしまう。ちょっと成績が上がると、あと10点上がれば良いな、なんて思っちゃう。

そうじゃなくて。子供が成長することを喜び、自分も成長することこそ親の醍醐味の様な気がします。

「わお。すごく美味しい!!また作ってね!!」と私が言った後の彼の表情は、とても可愛くて美しかった。

この感動も時と共に薄れていくんだろうけど、ただただしんどいと思っていた子育てもいつかは終わる(ハズ!)

そして近すぎて成長しているように見えなかった子供も、もがいてあがきながら、ちゃんと成長している。

毎日、仕事と家事と子育てでバタバタ忙しくて自分の子供を客観的に見れないけれど(といいつつ、人の成績とは比較出来るのよね)小さな成長を見逃さないでいこう。今度怒鳴りたくなったら、ちょっとだけ思いだそう。

自分の感じた小さな幸せを人に与えられる、そんな息子に恥ずかしくないような、人になりたい。

 

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